チバさんの歌詞にハマったきっかけ
ギターにハマったきっかけはミッシェルガンエレファントのアベフトシさんなんですが、当然チバさんの歌詞にも衝撃をうけております。
だから単にギターで弾きたいだけじゃなくてミッシェルの曲は単純にめちゃめちゃ好き。
ただただパンクにやってるんじゃなくて、チバさんの歌詞にはいつも悲しみが含まれてると思ってます。その悲しみが、多分今の私に刺さってるんだと思うこのごろ。
最初に「この人の歌詞すごいな」と思ったのは「リリィ」を聞いたとき。出だしからいきなり「こめかみ指で こじあけてから 意識トバして 帰るよリリィ」ですよ。これ聞いた時の衝撃はいまでも忘れられない。
こめかみ 指で こじあける ‥ダト‥!言葉の組み合わせがすごすぎる。しかも鮮明に映像としてイメージできる。イメージできるっていうか、歌が、脳の視覚野に直接バーンっと映像で伝わってくる。本当衝撃でしたね。
その後の「溢れかえる パスタの中 泳いでいた」も、なんて凄まじい言葉の組み合わせなんだ、そしてなんて鮮明なイメージなんだ、と、一人で感動してました。
言葉の組み合わせで衝撃を受けたのは、寺山修司さんの文章、特に「血は立ったまま眠っている」だったり、宮沢賢治さんの「だめでしょう とまりませんな がぶがぶ湧いているですからな ゆうべからねむられず血も出つづけなもんですから」があるけど、私的にはそれらと同じレベルの衝撃と感動だった。
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